- お知らせ
2022.01.20
【国内初正式版リリース】職務記述書管理クラウドサービス『JDベース』1月20日よりサービス開始
「MotifyHR」や「HR BLOG」、「エンゲージメント診断」など、多くのHRサービスを提供する株式会社アックスコンサルティング(所在地:東京都渋谷区 代表取締役:広瀬元義)は、職務記述書管理クラウドサービス『JDベース』を1月20日(木)にリリース。JDベースを活用すれば、職務記述書(Job Desicription)を簡単に作成、管理することが可能です。
※職務記述書クラウドソフトの正式版リリースとしては国内初となります
(2022年1月20日現在)
職務記述書(Job Desicription)とは?
職務記述書とはジョブ型雇用の際に活用される従業員のポジションや職務内容、必要資格やスキルなどが記載されたものです。職務記述書によって職務内容が明確化されることによって様々なメリットがあります。特に求人時や人事評価の時に効力を発揮するため、昨今の日本では多くの企業が導入を進めています。
Job Description(ジョブディスクリプション)とも呼ばれ、IT人材雇用などの場面において海外で活用されてきました。業務の曖昧さを回避し、業務上の無駄や非効率的な部分を排除できます。専門スキルを持った人材採用においては重要な雇用管理文書です。
※HR BLOG:「職務記述書のサンプル・テンプレートを公開!作り方から使い方まで詳しくご紹介!」より
『JDベース』とは
総合的な人材マネジメント(採用・育成・評価)を行う上で基礎となる職務記述書(ジョブディスクリプション)の作成・管理をサポートするクラウドシステムです。
JDベースで実現する~職務記述書導入の3つメリット~
職務記述書を導入することで、従業員一人ひとりに与えられた役割が明確になり、クラウドで常に最新の情報を確認・管理することが可能なので、採用、育成、評価を無駄なく、ムラなく、より効率的に実施できます。
各従業員の業務範囲における責任と権限の明確化がもたらす3つのメリット
メリット1:採用
採用したい人材のスキルや業務内容が明確化されているため、採用後の認識の齟齬が起きづらく、採用担当者や採用タイミングに影響されず採用活動の質を維持できます。
また、JDベースで作成した職務記述書をベースに採用サイトでの募集要項を作成できるため、急に採用が必要になった場合でも同じ質を維持したまま、スムーズな採用活動を始められます。
メリット2:教育
どの部門、セクションの人材が、どのような技術スキルを持っているか、どのような職務についているかを可視化できるので、各部門やセクションにおいて行うべき教育、研修の計画が立てやすくなります。
どの職種、レベルの人材を社内から育成または採用で増員すべきか、といった戦略的な人材教育、採用が可能になります。
メリット3:昇格・評価
全従業員のスキルや今行っている業務範囲が明確になるため、昇給や評価基準が客観的にわかるようになります。1on1を行う上でのKGI※1・KPI※2やOKR※3などの指標策定のベースとしてJDベースの情報を活用できます。
※1…KGI:Key Goal Indicatorの略で「重要目標達成指標」の意味。ここでいう「Goal」は評価基準のこと。企業や事業全体の目標管理のために設定する。誰が見ても公平に正しく判断できるように金額や納期などを具体的な数値を設定する必要がある。
※2…KPI:Key Performance Indicatorの略で「重要業績評価指標」の意味。企業が設定した目標の達成度合いを測る数値のこと。KGIへの過程段階で中間目標を測るのがKPI。
※3…OKR:「Objectives and Key Results」の略。直訳すると「目的と主な結果」という意味。組織全体の目標を可視化したうえで、チームや個人の目標を合わせていく目標管理の手法のこと。
JDベース5つの特徴
1.全社員の職務記述書を一元管理
組織図形式で視覚的に見やすいため、組織全体を直感的に管理できます。
2.職務記述書作成依頼、申請、承認が簡単
直感的に操作できるUI(ユーザ・インターフェース)で依頼から承認までの業務を効率化します。
3.完全クラウド
すべてSSL暗号化で守られているクラウド上で作成・管理できるので、オフィスでも在宅でも対応可能。紙の管理の手間軽減や、資源の節約によりSDGsにも貢献。紛失のリスクも軽減できます。
4.簡単操作
職務記述書や担当者を簡単にコピーペーストで作成できます。
同じ職務についている職員が複数いる場合は職務グループとして一つの職務記述書を作成し、それらを複数人に適応することで、作成、申請、承認の手間を軽減できます。
5.豊富なテンプレートと簡単カスタマイズ
厚生労働省が提供するテンプレート(※4)をベースに職務記述書を作成、カスタマイズできます。すでに職務記述書を導入されている企業様であっても、厚生労働省が提供するテンプレートの要素を取り入れることで、必要スキルや業務範囲の標準化が可能です。
※4 現在一部のテンプレートをご利用可能です。随時更新していきます
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サービス提供に至った背景
新しい人材を採用できない、その解決方法が「職務記述書(ジョブディスクリプション/以下JD)」です。
せっかく採用したのに、研修期間中に辞めてしまったとなると、今いる従業員のモチベーションも低下するし、余計なコストがかかってしまいます。従来の一般的な募集要項は、簡単な仕事内容や給与などの記載に留まっていたのに対し、JDには職務内容、その目的など、職種についての詳細な情報を記載します。それは、求職者とのミスマッチをなくすだけでなく、彼らの就職活動での検索行動に応え、出会いの機会を増やすことにも役立っています。今、「成長」と「分配」の議論が盛んになっていますが、この基幹を支えるのが、JDだと言えるでしょう。厚生労働省のサイトを見てみると、JDのもとになる職務テンプレートがたくさん載っています。これを一つひとつ検索して、JDを作成することはできますが大変な時間を強いられます。
多くの企業の人事担当者と面談すると、とりあえず職務記述書を作ってみたものの、管理運営が大変ということで止めてしまったというケースをたくさん見聞きしました。
今般発表した、JDベースは「採用」「管理」「運営」、そして個々の「評価」にまで応用できます。もちろんいろいろな職種のテンプレートも、JDベースに保管されているので作成時間が短縮されるだけでなく、わかりやすいフォーマットに納められるため、共通言語を通じて各部署間の親和性も増してきます。
先ごろ、「メンバーシップ型」か「ジョブ型」かという議論が、様々なセミナーでテーマとなりましたが、どちらであっても、「JD」は必要なのです。なぜなら、その人のやる仕事はどの範囲なのか?報酬はいくらなのか?何時から何時まで?と定義することにより、特に中堅中途社員の採用にて、成果を発揮します。もちろん、新卒社員は将来の、ステップアップの道筋も見られるようになります。このようにJDは、人事の採用ミスマッチを助けるツールなのです。
もちろん、従業員のJDを同時に作っていくので、「職務内容」と「給与・評価」を正しく紐付けし、常に可視化しておくことで、成果に見合った根拠のある評価をすることができ、従業員一人ひとりが自分の評価に納得するでしょう。
自分が認められ、評価されていると実感することで、会社に対する満足度が高まります。その結果、従業員が戦力として活躍するだけでなく、定着率も上がり、会社への貢献意欲も高まるため、会社全体の利益率や顧客満足度アップにも繋がります。
関連セミナーのご紹介
職務記述書(ジョブディスクリプション)について、より詳しく知りたい方向けに、無料オンラインセミナーを開催いたします。職務記述書の活用方法や効果効能について解説いたします。
【1月25日:火曜日】メンバーシップ型でも必要なの?ジョブディスクリプション丸わかり解説セミナー
詳しくはこちら
【関連ページ】
JDベース:https://motifyhr.jp/lp/jd_base/
MotifyHR:https://motifyhr.jp/
エンゲージメント診断:https://motifyhr.jp/lp/engagement_ss/
HRBLOG:https://motifyhr.jp/blog/
職務記述書:https://motifyhr.jp/blog/base/job_description/
株式会社アックスコンサルティングについて
1988年の創業以来、お客様である士業事務所に対して、お客様が本業に集中できるためのコンサルティング・製品サービスを提供している他、士業事務所の顧問先を含む一般企業に対し、スタートアップ支援、ペイロール・経理アウトソーシングサービスを提供しています。また、士業業界の最新トレンドや実務情報、マーケティング実例など、現場のリアルな情報をお伝えする『プロパートナー』を雑誌とオンライン』で展開しています。
※その他運営メディア『HR BLOG』『HR BLOG』
株式会社アックスコンサルティング 会社概要
会社名:株式会社アックスコンサルティング
設 立:1988(昭和63)年8月
代表者:代表取締役 広瀬 元義
資本金:9,737万5,000円
本社住所:東京都渋谷区恵比寿1-19-15 ウノサワ東急ビル3F
URL:https://www.accs-c.co.jp/
お問合せ:https://motifyhr.jp/lp/jd_base/form.html