キャリアも人生もあきらめない

育休、産休を取得した社員によるACCSでの働き方についての対談

育休・産休を取得し、それぞれのスタイルでACCSで働き続けている社員2名に、育休・産休取得時の不安やその後の会社の対応のほか、率直な思いをインタビューしました。

知識やモチベーションを活かせる場所としてたどり着いた会社

――お二人の経歴を簡単に教えていただけますか?

給与アウトソーシンググループ マネージャー
根井 由美(2012年入社)
2010年アックスコンサルティング入社、給与アウトソーシング部門配属。従業員数10名~1,200名規模の給与計算代行業務、5,000名以上の年末調整スポット業務に従事。様々な業種にも対応し、企業人事のパートナーとしてクライアントのニーズに合わせたサービスを提供。現在は子育てと仕事を両立させ、マネージャーとしてメンバーの育成にも尽力している。

根井「子どもは今小学校1年生になりました。1年ほど産休を取得し、復帰後もACCSで働いています。ACCSには2012年に中途採用で入社しました。前職では社内の経理や総務の窓口を経験していて、さらにキャリアアップしたい、専門的な業務につきたいと思ったのが転職のきっかけです。ACCSは士業事務所との関わりが多いので自分の知識を活かしつつ、より深く業務に取り組めると思ったのが入社の決め手ですね。入社後は知識を増やしつつ、マネージャー職として部署内のメンバー管理などもさせてもらっています」
亀山「私は2014年に新卒で入社し、現在は2歳と0歳の息子がいて育休中です。大学では税理士の勉強もしていました。就職活動のとき、『税理士×コンサルタント』というキーワードに惹かれ、働きながら自分の興味のある分野を学び続けられると思い、入社を決めました。また、ACCSでは若い人たちが多く活躍しているのも決め手でした。入社時は営業担当として配属されました。2年目からは営業サポートの仕事をしています。性格的にサポートをする仕事にやりがいを感じ、上長とも相談して異動を決めました。2年目からは営業サポートの仕事をしています」


――実際に出産・育児休暇を利用してみてどうでしたか?不安などはありましたか?

ビジネスソリューショングループ グループリーダー
亀山 美南(2014年入社)
2014年に新卒入社後、士業コンサルティング部門に配属。主にメルマガ運用のコンサルティングとテクニカルサポートを行い、2016年メルマガシステムの専門の部門を立ち上げる。結婚を機に大阪支社へ異動。産前産後休業・育児休業を取得後は東京本社へ戻り、社内のインサイドセールスやカスタマーサクセス等のCRM運用やユーザー向けのツール開発を行う。

根井「不安もありましたが、思い返すと恵まれていたというほうが大きいですね。ACCSで最初に産休を取ったのが私でしたが、私が仕事を続けやすいように最大限の融通をきかせてくれました。育休中にも会社と適度にやりとりがあったので復職しやすく、復職後は在宅でも仕事をさせてもらったりしていました」
亀山「私は2014年に長男の産休・育休に入ったのですが、部署は男性が多く産休や育休に詳しい人がいませんでした。なのに、私の提案や希望を聞き入れてもらえました。MotifyHR(※)を通して会社の様子もリアルタイムでわかったので、会社との距離や孤立感を感じることなく過ごすことができました」
根井「それ、いいですね! 私の時はまだMotifyHRがなかったので、特に人事関係は完全に浦島太郎状態でした(笑)それでも、当時から復職しやすい雰囲気があったのは確かです」

※MotifyHR:テレワークや支社間などの時間や場所に捕らわれずに、離れている従業員同士のコミュニケーションや上司・部下、両方へのフィードバックを可能にすることでエンゲージメントと生産性の向上を実現するシステム。社内SNSとしても活用できる
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希望を受け入れ柔軟に対応。会社全体が子育ての味方

――復職後の環境、社内や部署内の対応で助けられたことはどんなことですか?

キャリアも人生もあきらめない

根井「子どもの体調不良や退社時間にも柔軟に対応してもらいました。その分、自分も仕事をできるだけ早めに対応するようにしています。自分で処理しなくてはならないものと、他の人が対応できるもの、優先順位を強く意識して業務をこなすようになりました」
亀山「私は早めに復職するつもりだったのですが、保育園の事情で1年後になってしまいました。そういう変更にも会社側が対応してくれたおかげで、一番一緒にいたい時期に子どものそばにいることができました。そして、ちょうど社会とのつながりが欲しいと思うようになった頃に会社に戻ることができました。子どもと仕事の両面で適度な関係を保つことができ、恵まれていると思います。子育てをしながらの業務はどうしてもタイムリミットがあるので、タスクの配分には工夫が必要でした。でも、限られた時間の中で集中して仕事をすることで自分にとってはリフレッシュにもなっています」
根井「私の場合は、小学校に入るまで時短勤務をさせてもらいました。今も会議の時間などは調整してもらっています。ただ、帰宅時間になってもお客様からの連絡が来ないなど、なかなか自分ではコントロールできない業務もありますよね。そういう時には周りが率先して『あとはやっておくよ』と声をかけてくれて、とても助けられました 」


―社内制度についてはどうでしたか?困ったことなども教えてください

根井「子供が小学校に上がってからは、平日に学校行事が増えましたね。そういった点でも、フレックスタイム制度やリモートワークを利用できるのは、働く親としては非常に助かります。特に1年生だと給食がない時期もあったり、放課後の学童への送迎が必要だったりと、柔軟な働き方の制度がなかったら対応できないことが多かったと思います」
亀山「フレックスタイム制度とリモートワークは強力な味方ですね。困ったことといえば、私が復職した時にはすでにコロナ禍だったので、リモートワークをしている社員も多くて環境の変化に戸惑いました。手続き面では、定期的に変化する国の制度や法律の知識も必要だったので、自分で調べないといけないこともありました」

――これから産休・育休を取る人に対して伝えたいことはありますか?

キャリアも人生もあきらめない

亀山「先ほどお話した手続き関係は社内の専用の相談窓口があったらいいなと思います。私たちのような経験者がサポートできるような仕組みがあってもいいかもしれません」
根井「たしかに、気軽に相談できる場があるといいですよね。法改正も多いので、社内ポータルサイトに情報をアップして、常に最新の情報が確認できるようにしたら、これから産休・育休を取る人はとても助かると思います。新しく入社する方にとっても、そういった体制が整っていると安心してキャリアを積めると思います」
亀山「手続きや子育てについて気軽に話せる場があるだけでも違うと思うんです」
根井「コロナ禍のためすぐには難しくても、以前あった気軽に行ける『ママさんランチ会』みたいなものも復活できたら素敵です」
亀山「ACCSは、自分の思っていることを言いやすく、気兼ねなく発言できる環境なので素晴らしいと思います。社員の意見には必ず耳を傾けてくれます」
根井「私も亀山さんも発言するほうですが、立場や経験に関係なく受け入れてくれる社風に感謝しています」


仕事と子育て、両方楽しむことで相乗効果を生み出していく

――お二人は今後、どのように働いていきたいですか?

根井「私はずっと家にいると息が詰まってしまい、仕事と家庭を両立させることでリフレッシュできるタイプです。なので、仕事は続けていきたいと考えています。もちろん、子どもの行事にもできるだけ参加したいので、上手く両立させていこうと思っています。子どもも、働くお母さんを見て楽しんでくれています」
亀山「私も仕事と子育てを両立させていきたいと思っています。うちは男の子2人なんですが、家事ができる男に育てていきたいな、と(笑)。時間を有効に使って、仕事でも最大限のパフォーマンスを発揮して、子育てについての勉強もしていきたいです」

――ACCSにはキャリアを充実させたいと考える人のエントリーも多いのですが、そういった方々にこの会社の魅力を伝えていただけますか?

根井「子どもがいて、働く時間に制限があることで評価が下がるようなことはありません。プライベートのことも受け入れ、可能な限り優遇してくれるという温かさがあります」
亀山「自分でいろいろと決められるというのも魅力です。私は、結婚するとき大阪へ異動させてもらい、出産に伴って東京へと戻りました。キャリアや個人の人生設計に寄り添って会社が率先して対応を考えてくれます」

キャリアか子どもかなんて選ぶ必要なし。欲張りを叶えられる会社

――これからACCSで働く女性に向けて、一言お願いします

根井「出産・育児休暇が終わって復職してからも自分が積み上げてきたスキルやキャリアを磨きたい、という意欲に応えてくれる会社です。不安があってもどうにかなる、してくれる環境がACCSにはあります」
亀山「育児もしながら自分らしく働きたい、という方にはぴったりな会社です。行動力がある人が来てくれたらいいですね。これからが楽しみです」


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